プロジェクト企画書
1 プロジェクト名
地域コミュニティ再生プロジェクト「おらほのラジオ体操」@宮崎
2 プロジェクトの目的
@ プロジェクトを実施するに至った経緯
NHK 番組「投稿DO画」で、お国言葉でラジオ体操をしている東北の皆さんの姿がTVに映った。笑顔で人それぞれにラジオ体操をしている。最初から動画を観た く、YouTubeに。最初は、微笑ましく思えたが、ラジオ体操が終わるころには、なぜか目頭が熱くなった。「これだ!」
「おらほのラジオ体操」の情報を探すのは、難しくはなかった。facebookページに書かれた「プロジェクト趣意書」に共感した。
◇プロジェクト趣意書より
東北の地から、東北のお国言葉のラジオ体操を聞かせていただけませんか。
私たちは、その音頭にあわせて、日本全国でラジオ体操しませんか。
いつも東北が身近に感じられるように。
東北の方々の元気な姿をともに感じられるように。
私たちはきっと、一緒にラジオ体操ができる。
きっと日本の笑顔が一緒になる。
災害ボランティアとして東北に足を運ばなくても、自分が生活する地元で、石巻弁の「おらほのラジオ体操」をすることで、東北を身近に感じることができる。
東北の皆さんの元気な姿を見て、私たちも元気になれるし、笑顔もこぼれる。
「お国言葉」のラジオ体操が、人と人をつなげ、日本をひとつにしてくれる。
ラジオ体操を行なっている事業所、学校、団体、個人で、いつものラジオ体操のCDを「おらほのラジオ体操」のCDに変えるだけ。どこでもできる復興応援ボランティア活動だけではなく、希薄になりがちな地域社会の連帯を高め、コミュニティの再構築にもつながる。
宮崎は、昨年の口蹄疫から立ち直ろうとしている。復興への歩みを始めたばかりである。
口蹄疫の被災地から、大震災の被災地へ、「おらほのラジオ体操」を通じてメッセージを伝えることは、とても大切なことではないだろうか。
「おらほのラジオ体操」を宮崎でもやりましょう。
A プロジェクトを実施することにより期待される効果
・「おらほのラジオ体操」をすることで、いつも東北が身近に感じられるようになる。
・「おらほのラジオ体操」をすることで、東北の皆さんの元気な姿を感じられるようになる。
・「おらほのラジオ体操」をすることで、人と人がつながり、地域社会の連帯を高めることができる。
・「おらほのラジオ体操」をすることで、元気になれる。笑顔になれる。
・「おらほのラジオ体操」をすることで、日本人としての再確認ができる。
・「おらほのラジオ体操」をすることで、日本がひとつになれる。
3 プロジェクトの内容
@ 実施場所
・宮崎県内
ラジオ体操をしている事業所、学校、団体
ラジオ体操ができる公園、広場、海、ちょっとした空き地
A 対象者
・ラジオ体操ができる人
B 告知方法
・facebookページ
・ツイッター
・ブログ、YouTube等
・クチコミ
・地元マスコミ
C 具体的内容
【ステップ1】まずは、「おらほのラジオ体操」を知ってもらう。
例)
・ラジカセを抱えて、公園等でゲリラ的に「おらほのラジオ体操」をする。
・ツイッター、facebook等で協力していただける事業所等を募り、そこで「おらほのラジオ体操」をする。
☆「おらほのラジオ体操」の様子を撮影し、体操の終わりにメッセージを入れるようにする。
【ステップ2】復興イベント「おらほのラジオ体操@宮崎」で、みんなで体操する。
例)
・事前に告知を行い、「おらほのラジオ体操」と募金活動のみのイベントを展開する。
・NHKの公開ラジオ体操のように、なるべく多くの人数を集めて、みんなで「おらほのラジオ体操」をする。
・ラジオ体操のギネス記録があれば、それを狙う。
☆イベントの様子を撮影し、体操の終わりにメッセージを入れるようにする。
【ステップ3】宮崎と石巻で「おらほのラジオ体操」を一緒に行う。
例)
・ユーストリーム等で中継し、同時多発的に「おらほのラジオ体操」をする。
【ステップ4】宮崎弁版「おらほのラジオ体操」をつくり、体操する。
D 成果物
・宮崎県内での「おらほのラジオ体操」の模様を、YouTubeで公開する。
・活動状況を、facebook等で紹介する。
・宮崎弁版「おらほのラジオ体操」をつくる。
例)・石巻の「おらほのラジオ体操」実行委員会の判断、指示を仰ぎながら、CDを制作・販売する。売上の一部を東日本大震災復興義援金にあてる。
4 実施スケジュール
◯毎月11日を「おらほのラジオ体操」の日として、活動を継続させる。
【協力事業所・団体の例】
・宮崎県体育協会
・自治会
・幼稚園、保育所、小学校、中学校
・高校、専門学校、大学
・民間企業
・各スポーツ団体
・地元マスコミ
・市民活動団体
・行政
・商工会議所
・その他
【プロジェクトの継続性】
すべての畜産農家が口蹄疫から立ち直るまでに少なくともあと6年。
東北の被災地が完全に復興するまでには、それ以上の年数がかかるかと思う。
しかし、ラジオ体操は長年続き、日本人の健康を支えてきた。
一過性のイベントではなく、無理なく息の長い取り組みにしていきたい。
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